鏡を見て、ニキビを気にする女性
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ニキビ治療にはアダパレンが使われる

ニキビ治療には、ピーリングや化膿した患部への抗生剤の投与、溜まった膿を針で刺して排膿するというような方法が一般的でしたが、昨今スタンダードになってきているのがアダパレンを用いた治療です。
ニキビは様々な要因が絡んでできるものですが、根本的な原因は毛穴が詰まって皮脂が溜まることにあります。
そこに炎症を起こすアクネ菌などが蓄積されることで、膿を持ったニキビとなるのです。
この原因が分かっていれば、皮脂の過剰な分泌を抑制し、毛穴の詰まりを解消することがニキビ治療において欠かせないポイントとなるのが分かるはずです。
そこでアダパレンの出番となります。
アダパレンは先述したニキビの原因となる過剰な皮脂分泌や毛穴のつまりに作用し、毛穴のつまりを取り除く効果があります。
またもう一つの特徴として、目に見えない小さな毛穴の詰まりにも作用することが挙げられます。
すでに炎症を起こしてしまったものだけではなく、白ニキビのような初期の段階にも高い治療効果を発揮することができるのです。
そのため、早い段階でこの治療を受けることで、炎症の強いニキビに進行することを防ぐことができます。
炎症を予防することは、それによって生じるニキビ跡を防ぐことにも繋がります。
炎症が強いニキビは治っても跡が残ってしまいやすく、悩みの種となってしまうことも珍しくありません。
跡になってしまった際には完全に消去することは難しく、保険適用外の特殊なレーザー治療などで目立たなくさせることしかありませんので、アダパレンで炎症を起こすことを予防することは重要なのです。
従来のニキビ治療薬は抗菌作用が主となっており、予防面での効果は低く、炎症が進行してしまうこともありましたが、アダパレンではその心配はありません。
このようなことから、アダパレンは根本的なニキビの原因を解消するだけではなく、炎症を予防する効果から、ニキビ治療のスタンダードとなっているのです。

アダパレンの使用上における注意

ニキビ治療において魅力的な効果があるアダパレンですが、使用する上で気を付けなければいけないことがいくつかあります。
まず知っておかなければいけないのが副作用です。
アダパレンは基本的にゲル状の外用薬として処方されますが、代表的な副作用が赤い、痛い、痒い、の3つです。
使用開始から2週間ほど、皮膚が赤くなってしまったり、ひりひりした痛みを感じたり、痒みを伴う乾燥を感じる方が多くなっています。
ただし、これらの症状はアダパレンが効果を発揮すると起こりやすいもので、使用を続けていくうちに緩和されていくため、自己判断で勝手に使用をやめないようにしなければいけません。
アダパレンの効果を感じる前に使用を中断してしまうと、肌が荒れただけで効果がなかった、となってしまいます。
アダパレンは2ヶ月続けるとニキビの数が半分になったという臨床データもありますので、最低でもその期間は続けなければいけないのです。
どうしても副作用が辛いという場合は早めに医師に相談をするようにし、自分でも症状を緩和するために保湿を心掛けるとよいでしょう。
また副作用を起こりにくくするためには使い方を守ることも大切です。
早く治したいという気持ちから必要以上の量を塗ってしまったり、1日の使用回数を増やしたりという誤った使い方をしてしまう方も少なくありません。
しかし、皮膚の治療というのは、ターンオーバーのサイクルも関係してくるため、効果が出るまでにある程度の時間が必要となります。
先述したようにアダパレンは2ヶ月程度様子を見ることが必要です。
誤った使い方は副作用を強めてしまい、逆にニキビを悪化させかねませんので絶対に使用方法を守るように気を付けましょう。